先月、二日間に渡り保育参観を行いました。多くのお父様・お母様にお集まりいただき、ありがとうございました。子どもたちにとって、特別なうれしい時間となりました。保護者の皆様はいかがでしたでしょうか？保育中、保育者の説明を聞き理解する、自分自身で考え・工夫しながら取り組む、友達とやりとりし思いを伝え合う 集団活動に必要なさまざまな態度や力がしっかりと育ってきているように見受けられました。子どもの成長する力は、私たちの想像以上のものです。年少満３歳児は、涙が流れ・・・という子どもも見られましたが、二日目は落ち着き過ごすことができていました。これから、また、どのような成長を見せてくれるのか・・・多くの体験を積み重ねられるよう保育をしていきたいと思っています。
さて、スーパーには、新米・旬の野菜・果物が豊富にみられるようになりました。人生100年といわれる
時代ですが、私たちが生きていくうえで大切なものは、健康な心と体です。今日を生きるには、今、お腹が満たされるだけでよいかもしれませんが、この世にうけた“いのち”を健康で豊かに生きていくためには、何気なく口にしている日々の食事が明日の体を作っていることを考えなければなりません。子どもたちの中には、給食の野菜に苦戦している子も数多くみられます。目の前にいる私たち大人がともに食卓につき、「おいしい」の言葉と表情のある環境を作ることも必要かもしれませんね。動植物のいのちをいただいていること、食卓に並ぶまでに関わる多くの人々に感謝しながら、味付けや切り方など調理にひと工夫して、旬で栄養価の高いものを食べさせてあげたいものです。季節の変わり目は、特に体調を崩しやすいので体調管理に気を付けていきましょう。
２４日は、報恩講のお参りがあります。例年ならば、保護者の皆様とともに親鸞聖人のご恩に報いる
集まりとなるところですが、今年度は、姉妹園と合同で園児のみでのお参りとなります。どうぞご了承くださいますようお願いいたします。

園　長　　中村　享子