今月のご挨拶

2020年03月05日
【3月の園だより】春 ご卒園 ・ ご進級 おめでとうございます!

令和元年度(平成31年度)も最終月を迎えました。昨年4月から何気ない日々の繰り返し、でも子どもたちは、いつだって一生懸命な時間を、友達、そして先生と過ごしてきました。登園時、何をしていいのかわからず保育室を走り回っている子、お母さんから離れがたく園に着いても泣いている子・・・その子に靴を履かせ手をつないで保育室へ連れて行ってくれる子・・・様々な姿・表情を思い出します。この1年間で123名の子どもたちは大きく成長し、今では安定した心もちで園の生活を送っています。うさぎ組の子どもたちもハイハイから歩行へ。赤ちゃん体形から、お兄さんお姉さん体形へと、いつの間にか
変身していました。
さて、そんな子どもたちの笑顔がはじけ、元気な声が響きわたっている幼稚園にも、いよいよ別れのとき、年長ぼたんぐみ20名たけぐみ17名の巣立ちの日が近づいてきました。通い慣れた幼稚園ともお別れです。この園舎で遊び、過ごした日々。友達や先生方との出会いから、多くのことに気づき、学び、身につけてきました。“不思議だね!”“やってみたいね!”の思いで取り組み、“できた!”と成功体験を重ね自信をつけました。うまくいかない経験からは、挑戦する気持ちや次に切り替える心が育まれました。その子どもたちの心の支え・パワーの源となっていたのは、まちがいなく保護者の皆様の温かな愛情です。今、目の前にいる子どもたちは、心も体も驚くほど大きく、つよく育ちました。さぁ!新たな一歩の始まりです!ピカピカのランドセルにあふれるほどの夢と希望をいっぱい詰めて、ちから強く前に進みましょう!“花園っこ精神”で、一人一人が、いきいき・キラキラと輝く1年生になることを願っています。卒園児の保護者の皆様、これまでたくさんのご支援、ご協力、本当にありがとうございました。幼稚園・私たち職員は、いつまでも子どもたちの心のふるさとであり続けます。いつでも遊びにいらしてください。
そして・・・その先輩が縄跳びや楽器演奏を練習する姿を、いつも憧れのまなざしで見ていた年中少・満3クラスの子どもたち。お兄さん・お姉さんの影響力はとても大きく、見よう見まねでチャレンジしている姿に、子どもたちの意欲を強く感じていました。進級児の保護者の皆様、1年間ありがとうございました。これからも心をひとつに、“子どもを真ん中”にして力を合わせていきましょう。
よろしくお願いいたします。

園 長  中村 享子