連日の暑さが続く中、その暑さをものともせず元気に登園してくる花園っ子たち。今年の夏休み明けは、水・砂遊びをする回数も多く、園庭にプールが用意されていると、「せんせー！今日水遊びする？」「やったー！！」と子どもたちの目は、きらきらと輝いています。これまでは、顔に水がかかると、べそをかいたり、その場からさりげな～く遠ざかったりすることも見られましたが、最近の年中長児の中には、勇ましく水に向かってくる子や先生方めがけて反撃（？）する子も！遊び方にも、成長とたくましさが見られます。年少・満３歳児は、着替えや濡れたものの始末をすることを覚え、なんとか自分でしようと、じっくり取り組んでいる姿が見られます。靴下が裏返し、時々、隣のお友達のものと間違い、慌てて取り替えたりする場面も・・・一つ一つの経験が自分の力として蓄えられる子どもたち。焦らせることなく見守り、できない部分を援助していきたいと思っています。毎日のように持ち帰る汚れ物のお洗濯、ありがとうございます。もう少し、暑い間、ご協力をお願いいたします。
今月は、学年ごと三日間（１６・１７・１８日）に分けてミニ運動会があります。コロナ禍でも、毎日の園生活の時間を積み重ね、遊びを通して学び成長し続けている子どもたち。先生や友達と一緒に過ごしている姿、張り切って取り組んでいる姿、そして困った時・うまくいかない時にどう前に進もうと努力しているかなど、様々な場面の姿をご覧いただきたいと思います。今、子どもは、生きるための学びの途中です。勝負の結果も大事ですが、速い・上手いの視点だけでなく、子どもが真剣に取り組む姿をしっかりと受け止め、認めてあげたいと思います。人数・時間の制限や感染防止対策のご協力をお願いいたします。

園長　　中村　享子