今月のご挨拶

2023年09月02日
【9月の園だより】家族の一員として役に立つこと

夏休みが明けて10日ほど。保育室前には、休み中に取り組んだ作品・お約束表が展示されています。取り組みにご協力いただき、ありがとうございました。木製の昆虫、風船の中に小麦粉や粘土を入れて作ったスクイーズ、貝殻を貼り付けた作品、毎日書いた絵日記、などなど・・・子どもの興味関心に合わせ、時間と手間をかけた作品が多くあり、家族と充実した時間を過ごしていたことが伺われます。また、お約束表には、「靴をそろえる」「お手伝いをする」など、親子の会話や取り組んでいる姿が目に浮かぶようでした。家族の一員として役に立つこと、ありがとうと言われることは、自己の存在意義・自己肯定感を高め、生きる力につながります。家族が協力し支え合う日々の生活経験は、園での集団生活でも生かされ、身についた姿や態度は、人としての基礎基本。大人になってからも社会で大きなプラスの影響があります。「ありがとう。あなたのおかげで助かったよ」と言葉で伝えてあげましょう。目の前の子どもたちが、今日も笑顔で思いやりの心を持って友達と過ごせるようにしていきたいと思います。さて、うさぎぐみさんは、天候と体調を見ながら、保育時間内に「運動会ごっこ」を予定しています。1学期には以上児の練習を、目を真ん丸にして見、応援をしていたうさぎさん。今度は、うさぎさんが主役。簡単なルールを理解し楽しみながら取り組む一人一人に大きな声援を送りたいと思っています。がんばってー!
今月3日(日)には、父母の会主催のバザーが行われます。収益を上げ子どもの活動に還元していただくことも一つの目的ではありますが、まずは、同じ子育てをしている仲間として、また、保護者の皆さんがお互いに協力し合い、支え合える仲間として親睦を深めていただけると幸いです。私たち職員も含め、楽しみながら取り組んでいる姿を子どもたちに見てもらいたいと思っています。
三役さん・役員さん始め保護者の皆様方のお力添えをよろしくお願いいたします。 

園長 中村 享子