今月のご挨拶

2023年11月03日
【11月の園だより】♪しんらんさまは にこやかに わたしのとなりに いらっしゃる~♪ しんらんさまは ともしびを わたしのゆくてに かざされる~

報恩講 “教えをいただいたご恩に感謝をもって報いる講”として報恩講と名づけられたそうです。「あなたが生まれてきてよかった。その命を精一杯生きることを願い、願われています」という親鸞様の教えは、1262年90歳で亡くなられてから761年経つ今でも受け継がれています。去る、10月24日、3歳以上児全員で、千歳仮御堂へお参りに行ってきました。年少・満3歳児にとっては初めてのお寺参り。心静かに小さな手を合わせる子どもたちの姿は、とても尊く、いつまでも素直な心で“今、生きていることへの感謝の心”と“自分らしく精一杯生きる力”を持ち続けてほしいと願い、私自身もそうありたいものだと心から思いました。
今月25日に行われる“報恩講のお遊戯会“。子どもたちは、大好きなお父さん・お母さんに見てもらえる喜びを胸に練習に励んでいます。当日は、張り切っていきいきと笑顔で表現する子、緊張と照れくささでいつもとはまた違う様子を見せる子など、様々だと思いますが、これまでの取り組む姿の変化・成長や友達との協力・支え合いなど、様々な視点から見守ってあげたいと思っています。そして、楽しかった!うれしかった!もう一回やりたい!などという、次へとつながる心持ちを大事にしていきたいと思います。ドキドキした分、特別な感情が湧き上がってくることでしょう。各クラス、工夫を凝らしたオリジナルの発表。仲間と力を合わせ、今を大切に精一杯生きているその姿に出会えることを楽しみにしていてくださいね!

園長 中村享子