暑い暑いと過ごしていた季節も冬へと移り、2学期も残すところわずかとなりました。
4月から毎日、友達と一緒に遊び集団活動をする中で多くの学びを得て成長してきた子どもたち。
うさぎぐみさんは、園生活のリズムが身につき、先生や友達と活発に過ごす姿が見られるようになりました。満3歳以上児は、先日のお遊戯会でご覧いただいたように、“友達と力を合わせて取り組むことの楽しさ”や“初めてのこと・苦手なこともあきらめずに繰り返すことで達成できることの喜び”を体感しました。集団の中で生活することは、自分に都合のよいことばかりではなく、周りに合わせる・我慢する・折り合いをつける場面が多々あります。その経験と向き合うことで、一つ一つ乗り越える力や気持ちを切り替える力を育み、喜びや達成感として味わえるよう、私たち大人は子どもを認め支えていくことが大切だと考えます。人は決して一人では生きていくことはできず、人のお世話になり、誰かのお役に立ち生きています。お互いに相手のよさに気づき、思いやる心を持って過ごしていきたいものです。慌ただしい師走。子どもたちの心身の健康に十分配慮し、ご家族そろってよいお年をお迎えください。今年１年、ご支援・ご協力をいただきまして、誠にありがとうございました。

園　長　中村　享子