観光地として名高い函館市西部地区。二十間坂沿いの存在感のある鉄筋コンクリート造りと黒い瓦屋根の寺院が、当園の運営母体となっている「真宗大谷派函館別院」(2007年 国の重要文化財に指定)です。来月28日は「親鸞聖人」の御祥月命日。函館別院では今月報恩講が行われ、園児が姉妹園の函館大谷幼稚園のお友達と一緒に、周りのすべてのお陰様によって生かされていることに感謝の心を持ちお参りをします。本来ならば、保護者の皆様もご一緒していただくところですが、別院は2028年頃まで保存修理工事のため千歳仮御堂での参拝となり、収容人数の関係から園児のみとなっております。ご了承ください。
さて、先週の保育参観デーには、たくさんの保護者の皆様にお越しいただき、ありがとうございました。身体だけでなく心の成長や園生活・集団活動に必要な態度が身についてきている様子をご覧いただけたでしょうか。幼児期は、毎日の遊びが学び・成長の時です。自分でできることは認めて自信や更なる意欲の向上につなげましょう。難しいのは、嫌なこと・困ったこと・うまくいかない場面です。「そのうちに…」や「可哀想…」と思いがちですが、状況によっては“今を逃しては…”ということも。子どもを大事と考えるならば、今、大人はどのような支えをするべきか。後回しにせず丁寧に向き合い、少しずつ少しずつ心の強さを育み、子どもの気づきやプラスの変化となっていくよう関わっていきたいものです。 園 長 中村 享子
2025年10月02日
【10月の園だより】★報恩講合同参拝(10月24日): しんらんさま ありがとう!★
